低金利になると弊害もある

低金利であればあるほど、住宅購入を考えている人にとっては住宅ローンを組むチャンスが広がります。
金利が安くなれば、負担も減るので、住宅ローンを組もうと思うのは、当然です。
わずか数パーセントの違いであっても、元金が大きく返済期間が長い住宅ローンは総合的に数十万、場合によっては数百万円の違いを生みます。
数百万円の違いが出てきてしまえば、高級車がドーンと変えてしまう違いですね。
低金利になると、購入意欲が高まるのを狙って、銀行などの金融機関も顧客獲得に向けて積極性を増します。
そうなると実は弊害も起きてしまいます。
金利が安くなるので需要が増える。
需要が増えるが供給は変わらないので、人気の物件はより人気が高まる。
人気が高まると相場以上の値段でも売れるので、価格の高騰が発生するリスクがある。
つまり、低金利であればあるほどにマンションの人気が高くなります。
いままでは売るのに苦労していたのに、勝手にマンションが売れてしまうようになるのです。
なかには、悪徳な販売業者も混ざるので、変な物件を売りつけられないよう気をつけましょう。