景気などが悪化しデフレともいわれる今、なぜ住宅ローンが注目されているのでしょうか?それは今まで値段の高かった土地の値段も現在は下がっているからです。土地の値段などは景気によって左右されます。今は土地の値段が安くなっています。また金利も一時期に比べて大幅に下がったとも言われています。そのため、住宅ローンが組みやすくなっていること、国の対策で住宅ローンへの減税などのサポート体制が整っていることなどもあり、住宅を購入するのであれば今が一番チャンスだという意見が多く聞かれています。そうはいっても、マイホームの購入はマンションであれ、一戸建てであれ、一生に一度の大きな買い物になることは間違いありません。何十年単位でローンを組み、それを支払っていきます。それでも購入者が増加しているのは、2012年に大手の銀行が住宅金利ローンの固定型プランを過去最低にまで引き下げたこと、不動産所得税が軽減措置を期間限定で2015年まで優遇すると判断したことなども関係していると言われています。
賃貸でも住宅ローンでも、月々に家にお金を支払うことに変わりはありません。住宅ローンは定められた期間を終えてしまえば、それは資産となります。資産税などの税金はその後もかかってくるとしても、金額がかかってしまった分、その資産は誰かに譲ることもできますし、いらなくなったら売却することも可能です。賃貸ではこうはいきません。しかし住宅ローンは一度決めてしまえば、そこに住み続けることが条件となる人も多いでしょう。引っ越しや転勤の予定がなく、安定した収入があることが住宅ローンを組む決め手になる人も多いとは思いますが、住まなくなったら貸すこともできる、売ることもできる、またそのまま子供などに財産として残すことができるものです。このようにメリットの多い持ち家という財産のローンの条件、住宅そのものの値下がり、土地の値下がり、金利の引き下げ、税金などの国のサポートが非常に強くなった今は、住宅の買い時と言われているようです。