震災後のマンション選び

平成23年3月の震災以降、人々が戸建やマンションを選ぶ際、見る目は大変厳しくなりました。これから住居を探すという方は、是非これからお話する事項について注意を払っていただきたいと思う。

 

まず第一に、湾岸部の家やマンションはやめるといういこと。東北の震災で起こった津波を忘れた方は居ないだろう。津波の脅威を改めて感じたはずだ。湾岸部のマンションは、少なからず地震の際、津波の被害にあうことが予想されるので、極力避けたほうがいいと言えるだろう。

次に、高いマンションの高層階はできる限り避けたほうがいいということ。古いマンションでなければ、倒壊ということはないでしょう。3月の震災でもマンション倒壊というニュースはほぼなかった。高層階は倒壊の心配よりも、揺れのほうが問題なのだ。弱い地震だったとしても、最近のマンションは免震構造になっているため、揺れを吸収する。といういことは高層階ほど小さな地震でも大きく揺れ、そして揺れいてる時間が長い。また、逃げ出すとき、エレベーターが使えなかった場合、即座に逃げることが困難だ。低層階に住んでいる人よりも、かなり不利だと言えるだろう。

これらは、確認すべき事項のほんの少しですが、マンション選びをするというかたは、是非ひとつの参考にしていただきたい。